北朝鮮がミサイルを発射し、日本の上空を通過

2017年10月28日

昨日、8月29日、北朝鮮がミサイルを発射し、日本の上空を通過させたそうです。

北朝鮮ミサイル、北海道上空を通過=太平洋に落下、09年以来

 北朝鮮は29日午前6時前、弾道ミサイル1発を発射した。日本政府などによると、ミサイルは北海道の渡島半島上空を通過し、襟裳岬東方約1180キロの太平洋上に落下した。北朝鮮のミサイルが沖縄以外の日本上空を通過したのは2009年4月以来で、外交ルートを通じて北朝鮮に厳重抗議した。安倍晋三首相は首相官邸で記者団に「これまでにない深刻かつ重大な脅威であり、地域の平和と安全を著しく損なうものだ」と非難した。

 首相は「発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており、万全の態勢を取った」と強調。「いかなる状況にも対応できる緊張感をもって、国民の安全、安心の確保に万全を期していく」と表明した。
 首相はトランプ米大統領と約40分間電話で会談し、北朝鮮に対し圧力を強化していくことで一致した。トランプ氏は「米国は同盟国である日本と100%共にある」と伝えた。日米韓3カ国は、国連安全保障理事会に対し、緊急会合の開催を要請。河野太郎外相もティラーソン米国務長官と電話で対応を協議した。
 臨時で記者会見した菅義偉官房長官らによると、午前5時58分、平壌近郊の順安から1発の弾道ミサイルが発射され、6時12分に襟裳岬東方の太平洋上の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。ミサイルは日本海上空で三つに分離した可能性があるという。日本領域には落下しておらず、航空機や船舶への被害も確認されていないと説明。自衛隊による破壊措置も実施しなかった。

 韓国軍によると、北朝鮮が発射したミサイルの飛行距離は約2700キロと推定され、最高高度約550キロに達したとみられる。これに関し、小野寺五典防衛相は「(通常より高い高度に打ち上げる)ロフテッド軌道ではない」と述べるとともに、北朝鮮から発射通告はなかったと説明。ミサイルの種類について、北朝鮮が5月に発射した新型中距離弾道ミサイル「火星12」の可能性があるとの見方も示した。
 ミサイル発射の情報を受け、日本政府は全国瞬時警報システム(Jアラート)を作動させ、自治体などを通じて国民に注意喚起した。
 政府は同日午前、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)を開催。首相は関係省庁に対し、(1)国民に迅速な情報提供(2)不測の事態に備え万全の態勢を構築(3)北朝鮮の動向を含め情報収集と分析を徹底-するよう指示した。
 北朝鮮の弾道ミサイルをめぐっては、1998年8月と09年4月に東北地方上空を通過し、太平洋上に落下。12年12月と16年2月には、沖縄県上空を通過している。(2017/08/29-11:53)

引用元: 北朝鮮ミサイル、北海道上空を通過=太平洋に落下、09年以来 (時事ドットコム)

北朝鮮も、ずいぶんぶっ飛んだことをしますね。今度はこれをグアムにぶち込むそうですが、米国はどうするのかな?